学校ブログ

1年生車イス体験

先日、1年生を対象に、社会福祉協議会から講師の方をお招きして「車イス体験」を行いました。

生徒たちは、体育館に障害物となる段差やマットを用意して、慣れない車イスを必死に操作しようとしていました。

この体験を通して、車椅子を使って生活する方々のご苦労を感じ取り、自分にできるサポートは何かを考えることができました。また、丁寧なご指導のもと実際に車椅子を押したり乗車したりして、今まで気付かなかったことについて知ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

社会福祉協議会の皆さま、ありがとうございました。

高体連表彰(水泳・女子バスケット・男女ソフトテニス・陸上)

高体連の地区大会、全道大会で表彰を受けた生徒が報告に来てくれました。

水泳競技大会北海道大会のリレーで第2位の伊藤 美雪、田邊 優来、岡村 柚奈、工藤 詩織さん

北見地区選手権大会で優勝の女子バスケットボール部キャプテン井上 美彩さん、最優秀選手の工藤 彩唯さん、優秀選手の前田 実優さん

高体連北見支部新人大会でアベック入賞を果たした男子ソフトテニス部、女子ソフトテニス部の皆さん、

第36回北海道高等学校新人陸上競技大会、男子棒高跳び第6位の渡辺 颯くん

皆さんおめでとうございます。

 

環境学習(フロンティアコース)

 本校の中庭にある小さな畑では、毎年、様々なオホーツク農作物を生徒と育てています。今年度は、2年4組の生徒39人とジャガイモを育てましたので、その様子をご紹介させていただきます。

 

【 5月下旬】 

 分散登校のさなか、最初の農業体験授業が始まりました。ほとんどの生徒が、初めて持つ鍬に苦戦しながらも、楽しそうに耕していました。土の中から顔を出す虫たちに、悲鳴をあげながらも、軍手をはめた掌の上にのせ、クラスメイトと観察し合っている姿に、少しほっこりしました。

 

【6月中旬】

 JA青年部の方たちと、種イモの植え付けを行いました。今年は、オホーツク農業が誇るジャガイモを7品種、7班に分かれて育てました。品種は、きたあかり、インカのめざめ、北旺、コナユタカ、コナフブキ、サッシー、シャドウクイーン。スーパーでよく目にする品種もあれば、初めて聞く馴染みのない品種もありました。「種イモと種イモの間はコブシふたつ分」という言葉を聞き、生徒もそれに倣って植えました。さらに、ジャガイモを育てるうえで大切なのが「培土」という、土を少し盛る作業です。培土し終えた畑を見て、「農家っぽくなった」「見たことある」と急に実感が湧いたようでした。

 

 この日は、新型コロナウイルスの影響で給食がなくなり、余ってしまっている牛乳を地元で消費しようということで、JA青年部の方たちと「牛乳チャレンジ」にも挑戦させていただきました。「みんなの様子がCMになるかもしれないよ」との言葉に気合が入ったのか、かわいらしい写真を撮ることができました。実際、CMには起用されませんでしたが、その日の夕方のニュースで少し、取り上げてもらえました。牛乳チャレンジを通して、オホーツクで生活している自分たちにもできることがある、と実感したのではないでしょうか。

 

【7月下旬】

 班に分かれた生徒は、自分たちで選んだ品種のジャガイモの種イモを植え、周辺の雑草を取り、観察記録をつけながらその品種について調べ学習を行いました。毎週、コツコツと畑に出ては、世話をしてきた様子を発表する機会があり、生徒が授業時間だけではなく放課後の時間も使いながらパワーポイントにまとめたものを発表しました。JA青年部の方たちも視聴しに来てくださり、マイクを持って伝えるという経験に、少し緊張しているようでした。天気に恵まれることの多い今年度の農業体験授業は、この日もとても暑く、クーラーのない視聴覚室での発表は本当にお疲れさまでした。

 

【9月中旬】

 収穫の日がやってきました。ジャガイモの品種によって、葉っぱのサイズや成長速度が違い、どの班もドキドキしていたと思いますが、結果は豊作でした。合計、推定140kgのジャガイモが収穫できました。この日は少し曇っていたのですが、「今から晴れるよ」との女子生徒の言葉通り、日差しが少しずつ暖かくなったように思います。生徒たちは友達の班をウロチョロしながらも、「うちの子がいちばん太っている」と嬉しそうにジャガイモを掘っていました。どの班も負けず劣らず、もうすでに美味しそうなジャガイモを収穫することができ、来週に行う予定の調理実習も今から楽しみです。

 

 体験的、探究的に学習することで、農業学習に対する興味や関心が芽生えた半年になったように思います。まだまだ学校生活にも制限がありながらの毎日ではありますが、10月下旬には総まとめの発表会もありますので、乞うご期待です!

おわり

理科研究発表大会で総合賞受賞・科学部

2020年9月30日(水)、北見市民会館で北海道高文連オホーツク支部理科研究発表大会が行われ、わが校の科学部が参加しました。

口頭発表部門での「ジャガイモ栽培土壌中のリン成分の変化」、ポスター発表部門で「塩素濃度測定法(モール法)の滴定における終点の検討」、「アルギン酸ナトリウムを使った水膜の作成の検討ー第3報ー」が最優秀の総合賞を獲得しました。生徒達の検討を讃えてやってください。

フラワーアレンジメント講習

講師に田巻美石園の田巻早紀子様をお招きして、

3年生の家庭科授業で「フラワーアレンジメント」に取り組んでいます。

全3回の講習はどれも可愛く出来たようです。

完成した作品をいつも校長室に見せに来てくれる山田さん、どうもありがとう。

 

明日から3年生は冬服となるので、女子校時代のこの夏服も今日で最後です。

北見藤女子高校の歴史が、また一つ幕を閉じると思うと感慨深いですね。

ジモトから世界へ発信するキャリア教育

「ジモトから世界へ発信するキャリア教育」として、

地域の企業や官公庁と連携し、市町村とのワークショップや、講演会、茶話会などの様々な体験を通して地元について学んだり、

日本人としての正しい礼儀作法を習得するため、マナープロトコル検定取得に取り組んでいることが評価され、

本校が教育研究実践校として日本教育公務員弘済会から表彰いただきました。

ご協力いただいた皆さんに感謝申し上げます。

水泳部・全道大会表彰

9月27日、水泳部が全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会の北海道大会に出場し、優秀な成績を収めました。

【100mバタフライ】 

第3位 工藤詩織さん

【4×100mメドレーリレー】 

第2位 田邊優来さん 岡村柚奈さん 工藤詩織さん 伊藤美雪さん

【4×200mフリーリレー】

第2位 工藤詩織さん 田邊優来さん 岡村柚奈さん 伊藤美雪さん

北海道選手権大会入賞・水泳

先日行われた、第75回北海道選手権水泳競技大会で入賞した生徒が校長室に報告に来てくれました。

1年生の岡村柚奈さん、工藤詩織さん、おめでとうございます。

マザー・テレサ

 みなさんは、「ホームレス」という言葉を聞くと、どのような人を想像しますか?多くの人は「家がない」「家族がいない」という印象を持つのではないでしょうか。しかし、ホームレスとは、ただ単に「家がない」というだけではありません。見捨てられ、誰からも愛されず、面倒を見てもらえないのもホームレスなのです。私たち人間は、誰もが愛に飢え、自分が誰かにとって大切な人でありたい、望まれたいと思うものです。この素晴らしい愛の精神が、さらに深められるようにと絶えず祈っておられたのが、マザー・テレサでした。彼女はスラム街で貧しくされている人と接し、奉仕活動に専念しながら、世界中で愛を分かち合うことができるようにと、日本に3度も来日されました。今月の5日は、マザー・テレサが亡くなって23年目の記念日です。お互いに愛し合う喜びに心が満たされるように、お祈りしましょう。

 学校図書館にはマザーテレサについての本が何冊かあります。皆さんも読んでみてください。