マザー・テレサ

 みなさんは、「ホームレス」という言葉を聞くと、どのような人を想像しますか?多くの人は「家がない」「家族がいない」という印象を持つのではないでしょうか。しかし、ホームレスとは、ただ単に「家がない」というだけではありません。見捨てられ、誰からも愛されず、面倒を見てもらえないのもホームレスなのです。私たち人間は、誰もが愛に飢え、自分が誰かにとって大切な人でありたい、望まれたいと思うものです。この素晴らしい愛の精神が、さらに深められるようにと絶えず祈っておられたのが、マザー・テレサでした。彼女はスラム街で貧しくされている人と接し、奉仕活動に専念しながら、世界中で愛を分かち合うことができるようにと、日本に3度も来日されました。今月の5日は、マザー・テレサが亡くなって23年目の記念日です。お互いに愛し合う喜びに心が満たされるように、お祈りしましょう。

 学校図書館にはマザーテレサについての本が何冊かあります。皆さんも読んでみてください。