2021年3月の記事一覧

オホーツク地元定着促進授業とバリアフリー教室

 先月、2年4組の生徒を対象に『藤キャリア』の時間で行った授業をふたつ、ご紹介します。

(1)オホーツク地元定着促進授業

 地域の魅力や地元で働く選択肢があることなどを改めて知ってもらい、地元定着や将来的なUターンの促進につなげることを目的に、北海道オホーツク振興局の方々と5人の仕事人に来ていただきました。

オホーツク地域で働く様々な経歴をもつ5人の仕事人の方が自己紹介をした後、生徒からの質問に答えるという時間も設けていただきました。オホーツクで生活はしているものの、働いている人と交流する機会はほとんどないであろう生徒にとって、すごく貴重な時間となったように思います。授業終了後も熱心に話を聞きに行く生徒が数人おり、自分もいつか社会にでて働く日が来るということを、グッと身近に感じることができたのではないかと思います。

 

(2)バリアフリー教室

 本当の障がいとは何かを考えて欲しいと思い、様々な体験をしてもらいました。車椅子の使い方や乗っている方への心遣いなどの復習から始まった今回のバリアフリー教室は、主に視覚に障がいのある方の生活を少しでも身近に感じてもらえれば、と内容を組みました。

音声による誘導や読み上げを可能としたパソコンの使い方や特徴を教えてもらい、何人かの生徒は実際に触らせていただきました。アイマスクを着用した状態で、障害物を設置した体育館を2人1組となって歩いたり、ブラインドテニス(ボールの中に埋め込まれた鈴の音を頼りに打ち返すテニス)を行ったり、日頃、バリアフリーについて考える機会の少ない生徒たちにとって、貴重な経験だったように思います。 

イースターエッグ

生徒が宗教の授業で作ったイースターエッグをプレゼントしてくれました。ありがとう!

4月4日のイースター(復活祭)まで校長室に飾らせていただきます。

キリスト教では卵は命のシンボルです。イースターではそのシンボルである卵をきれいにペイントします。

皆さんも楽しみながらイースターエッグを作って誰かにプレゼントしてみませんか?

(校長)

藤のキャッチコピーをつくろう!

3月19日(金)、2年4組・2年5組を対象にコピーライターの池端宏介さんを講師に

ワークショップを行いました。

さまざまなデザインや「伝えること」について学びました。

後半はいよいよ

母校 北見藤高等学校のオープンスクールへの参加を促すキャッチコピーの作成へ。

「う~ん何だろう?」

「わかんな~い」

"生みの苦しみ"を体感。

作成されたさまざまなキャッチコピーが池端さんに紹介されました。

特に優秀賞に選ばれた5人のキャッチコピーは、次年度の学校のPRに利用されることでしょう。

「,doto」

北見市出身コピーライターの池端宏介さんから、

道東のアンオフィシャルガイドブック「,doto」を寄贈いただきました。

さっそく本校の図書館に置かせていただきます。

書店でも販売されています。p.104に池端さんの紹介も…。

(校長)

1年生進路説明会

昨日午後、本校体育館にて1年生を対象とした進路説明会が行われました。対面とオンラインの両方を用いて、計40以上の大学・専門学校・企業の方々にお話を聞くことができました。生徒達はあらかじめアンケートで自分の希望したブースを訪れ、担当の方と熱心にやりとりをしていました。話しながら笑顔が溢れている場面も見られ、楽しかった!という声も挙がっていました。各々の進路について視野を広げる良い機会になったようです。

救急救命講習

1年生の授業でオンラインによる救急救命講習が行われました。北見地区消防組合の方々から胸骨圧迫やAEDの使い方等を教えていただき、みんな真剣にとりくんでいました。

1学年向け企業セミナー

本日午後、ジョブカフェさんによる企業の魅力発信セミナーが体育館で行われました。講師として、舟山組・香游生活、北見信用金庫の方々がお越しになり、仕事内容や学生時代にやっておいた方が良いこと等を教えてくださいました。生徒からは、決算とは何か、会社の雰囲気はどうか、年収はいくらかといったような質問があり、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。

1年生手話体験

一昨日から、北見市社会福祉協議会から3名の講師の方をお招きし、各クラス2時間ずつ手話体験が行われています。挨拶の仕方や名前、年齢や趣味の表し方について教わり、お互い楽しそうに手話を練習する様子が見られました。中にはiPadで調べながら、どんどん積極的に表現を増やしていく人もいて、最後には1人ずつ自己紹介ができるようになりました。

東日本大震災追悼式

本日7限、久しぶりに1、2年生が体育館に集い、追悼式が行われました。

宗教科の先生から、当たり前の毎日を急に失い、今日もなお苦しみ、悲しんでいるすべての人たちに少しでも寄り添えるように心を合わせて祈りましょう、というお話があり、全員で黙祷を行いました。また、被災地ボランティアの報告と、代表生徒による祈りの朗読があり、人と人との繋がりの大切さを改めて見直す日となりました。

卒業式

本日、朝から雪が降ることもなく穏やかな天候の中、午前10時より本校体育館で卒業式が行われました。参加者は卒業生と保護者の方々、教職員だけで行い、時間短縮を図って実施いたしましたが、皆様のご協力のおかげで心温まる素晴らしい式となりました。

学校長からは「希望はみなさんを裏切りません、これからも希望と優しさを持って前に進んでいってください」とお話がありました。卒業生代表の3年4組竹下綾乃さんは、18年間育ててくださった保護者の方々へのお礼を述べ、「新型コロナウイルスや共通テスト等の例のない状況で、進み続けることができたのは仲間の存在があったからです。この困難の中で進学や就職を勝ち取った私たちは、これから直面する壁も乗り越えることができるでしょう」と挨拶しました。

卒業生たちは、式が終わって各教室に戻ってからも、今まで支えてくれた同級生や先生方への感謝を口にしながら、目から涙があふれていました。卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。新たな旅立ちに幸大きことをお祈りいたします。