学校ブログ
藤の花
6月に入り気温も上がり、蒸し暑い季節になってきました。学校のマリア像の前に咲いている藤の花も、綺麗に咲いています。学校の名前にもなっている藤の花ですが、藤の花の花言葉を知っていますか?藤の花には「優しさ」「歓迎する」という花言葉があります。正門から入ると私たちを温かく迎え入れてくれる、たくさんの藤の花たち。藤の花が咲いている時期はそう長くはないですが、ぜひ一度立ち止まって見てみてください。そして花言葉のように、いつまでも心の優しい人になってほしいですね。
ある日のお昼休み。
6/1(月)から、中庭を開放しています。
前日から仕込んでお弁当を作ってくる人
レジャーシートを忘れた男子に、優しく貸してあげた人
(やさしい~)
友達と一緒に
賑やかに
みんな笑顔で
それぞれの楽しみ方で
過ごす人たちが
いました。
今後も、コロナに負けずに楽しく生活していきましょう!
いつも快晴だったら、
いいですね。
「放課後」も再開①
今週から放課後の部活動が再開しています。
活動時間など
さまざまな制約がある中ですが、
屋外や教室や、
体育館で
部活動が行われています。
賑やかな放課後が、少しずつ戻ってきています。
FUJI GAP オンライン会議
本校は毎年フィリピンのイロイロ市に17泊18日の海外語学研修を開催しています。
現地のNGO団体LOOBさんに企画していただき、1日5時間のマンツーマンレッスン・グループワークでの英会話の他に、ボランティアなどの社会的活動、姉妹校であるAteneo de Iloiloを含める学校訪問も行っています。
実はこの団体の代表である小林幸恵さんは、この北見藤高等学校の卒業生です。
今日は、本年度の語学研修に向けての第1回目のオンライン会議を行いました。
現地体験型だけではなく、オンラインでのSDGs海外研修(サステイナブルツアー&英語体験)についてもご提案いただきました。
コロナ禍の中ではありますが、様々な可能性を求め、運営していきたいと思います。
告知
本年度より海外語学研修のネーミングが決定いたしました。
FUJI GLOBAL ARCH PROJECT (FUJI GAP)
GLOBAL(国際的)な視野を持って、国と国、人と人、さらには自分の将来との
ARCH(架け橋)となるPROJECT(プロジェクト)にしよう!!
そして、日本と世界との様々なGAP(差)を知ろう!!
GO HOME プロジェクト③ 伝書鳩に
先日伝書鳩さんに取材していただいた記事が5月28日(木)の伝書鳩にほぼ一面で掲載していただきました。この状況だから生まれたプロジェクトであり、有志にも関わらず沢山の生徒の努力が形にできたことは喜ばしいことだと感じました。上野君も取材で語っていましたが、学校で起きたこのムーブメントが市内の高校・全道の高校・日本の高校に広がって欲しいなと思いました。
上野君の笑顔もキラキラして素晴らしかったですね(笑)
藤キャリア環境教育(栽培)
6月が近づいて暖かい日が続くようになり、今年も環境教育の授業が始まりました。先週と今週の金曜日の2回とも天気に恵まれ、気持ちよく晴れた空の下で、2年4組のフロンティアコースの皆さんが、中庭のホール横の畑で元気に鍬をふるいました。しゃがみこんで草取りをする生徒や、土の中から突如出てきた虫に驚く生徒たち。賑やかに仲良く作業していて楽しそうでした!今後は畑での野菜栽培を通して、地元の産業や地産地消についても学んでいく予定です。柔らかく耕された畑に植えつけを行うのは6月上旬、次回も晴れるといいですね。
GO HOME プロジェクト②
先週から行っている「GO HOME プロジェクト」ですが、伝書鳩さんが取材に来てくださいました。始まって3日目になるプロジェクトですが、多くの方に知っていただけるチャンスにも恵まれ、今日も多くの生徒が有志で参加してくれました。決まったメンバーで行っていないことで、いつも違うメンバーでこの活動を盛り上げてくれています。
今日は朝早くから2年生の生徒会長の上野君と副会長の野上さんが横断幕に「GO HOME」と筆を使って大きく書いてくれました。
取材を受けていた上野君はこの企画の趣旨や思いを記者の方に熱心に話していました。
オンライン面接練習
先週から、3年生は今後の進路に向けて、オンライン面接の練習を始めている人もいます。最近、文科省が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンラインによる面接やプレゼンテーションなど多様な選抜方法の工夫や配慮を行うよう、全国の大学などに要請したことをニュースで耳にした人も多いことでしょう。AO入試や推薦入試について、今後はそのような対策も練らなくてはいけない世の中なのですね。
例年とは異なり、誰もが先行きの見えない年ではありますが、藤の生徒たちならばきっと強い意志で、立ちはだかる関門を次々と突破してくれることでしょう。先生たちはそのための協力を惜しみません。迷ったり悩んだり不安になったりするときもあると思いますが、その時にはどうぞ頼ってください。抱えている課題を一緒に考え、皆が前向きに努力を重ね、望む進路を勝ち取ることができるように応援していきます。ともに頑張りましょう!
同じ場所で。
6時間目のLHR。
3年生のあるクラスでは、クラスTシャツづくりについて話し合っていました。
分散登校のため登校できないクラスメイトは webex で参加。
画面越しに全員集合!!
にぎやかな教室でした。
GO HOME プロジェクト
昨日の放課後も先日に続いて1年2組の遠藤琉生君が消毒液を持って、下校する生徒に消毒を促してくれていました。1年生から積極的に消毒を勧めてくれ、帰りの雰囲気が明るくなっているのを感じました。
それに加え、生徒会長の2年上野琉斗君が中心になって「GO HOME プロジェクト」を立ち上げ今日から始動しました。
〇趣旨〇
新型コロナウイルスによって、先日までは「STAY HOME」として家で自粛を余儀なくされていました。感染する方も少なくなり、北海道でも非常事態宣言が緩和され、僕たちも分散登校という形で登校できています。しかしまだ完全にコロナウイルスが終息したわけではなく「段階的に」緩和されている状況です。先日まで「STAY HOME」をしていた高校生が学校に登校し、放課後自由に遊びに行ったり、不用意な外出を行うのはまだ早いのかなと思いました。
そこで「STAY HOME」が終わった今、次に行わなければいけないのは「GO HOME」(帰宅する)だと考えこのプロジェクトを始動しました。
2年生の沢山の有志で集まった生徒が「GO HOME」と書いた模造紙をもって「家に帰りましょう!」と呼び掛けていました。来週さらにこの活動が盛り上がってくれることを期待しています!
【2年生有志】
伊藤君、森君、早川君、佐藤史弥君、松岡君、櫻井君、只石君、八巻君、長沢君、奥村君、中村君、新淵さん、吉岡さん、日野さん、五十嵐さん、國分さん、松原さん、小崎さん
消毒ボーイズ&ガールズ
出席番号の奇数・偶数に分かれての分散登校が始まって3日目。授業終了後に生徒玄関で堀校長先生が、下校する生徒の手に消毒液をかけてくださっていました。
その姿を見て1年2組の佐藤幹太君が「校長先生代わります!」と一言をかけてくれ、大きな声で「消毒お願いしま~す!!」と言って下校する生徒一人一人に消毒を促す姿がとても好印象でした。
また、1年2組の松井君、2年4組の会田君、2年5組の早川君、3年1組の近田さん・平泉さんも協力してくれ、生徒間でコロナウイルスを予防しようと声掛けをしていました。
こういった状況だからこそ生まれた、学年を超えた素晴らしい関わりだなと思いました。
藤の森6「比喩」
冬から一変してすっかり森が緑に覆われるようになりました。所々に赤白黄色、青やピンクの花々が一面の緑の中に映えています。
森の周辺、学校と森の間にキノコを見つけました。
私はこの不思議な形のキノコを見て、まず第一に思ったのは「このキノコは毒キノコかな?」ということです。どういうわけかキノコを見ると「毒はあるのかな?」「食べられるのかな?」ということを考えてしまいますね。友人にこのキノコの写真を見せても聞かれるのは毒はあるのか、ということでした。
私はこのキノコを調べるにあたって、手元に図鑑がなかったのでgoogleで検索をすることにしました。しかし、見たものを調べるということは検索をする言葉がない、ということだったのです。私はとりあえず「脳みそみたいなキノコ」という言葉で画像検索をしてみました。するといくつかのキノコの写真が表示され、その一つに私が森で見つけたこのキノコがありました。そうしてこのキノコが「アミガサタケ」という毒のないキノコであるということにたどり着きました。
私がこのキノコについて調べるにあたって一番驚いたのは「脳みそみたいなキノコ」という検索ワードで自分の調べたい事柄が調べられたことです。自分がなんとなく似ていると思ったものを、他の誰かも同じように感じている。比喩というものが、語彙を超えて他人と他人を結びつけるものである、ということを実感する出来事でした。
今週の分散登校の様子
今週5月12日~14日にかけて、少人数に分かれての分散登校が行われました。久しぶりの再会に、マスクの下から生徒のみなさんの嬉しそうな表情と笑い声がこぼれていました。各教室では、来週からの2分の1分散登校に向けて、さまざまな連絡事項が伝えられました。
ホワイトボードに、先生からのメッセージが貼られています。
1年生は、少し緊張しながらも今日は何があるのかワクワクしていました。
お互いの距離を取りつつ、レクリエーションで話に花を咲かせているところも。
2年生は、これからの学校生活に向けて真剣に話を聞いている様子。
3年生は、今後の進路に向けてさまざまな話がありました。
1年4組の教室では新規プロジェクトが始動していました。みんなで協力して縫っていたのは、マスクです!自分たちで縫った手作りマスクを、困っている人たちの元に届けたい!との思いで一致団結し、針仕事に精を出していましたよ。
来週からも、みなさんが元気に登校するのを待っています!
「聖母月」
カトリック教会では、5月を「聖母月」と呼んでいます。5月は四季の中で、春の訪れと共に、自然界の実りを十分に感じさせてくれます。藤高校の敷地内を散策してみると、たくさんの藤や桜、タンポポにルピナスなど多くの植物を目にすることができます。咲く時期はみんな違うけれど、自分のやりたいことを見つけていけば、花が咲く時期がきっと来ます。自分に与えられた自分なりの価値を見つめ、それらを成長させて、花を咲かせることができるように、わたしたちの母となってくださった聖母マリアを思いながら、アヴェ・マリアの祈りをお祈りしましょう。
アヴェ・マリアの祈り
アヴェ・マリア 恵みに満ちた方
主はあなたとともにおられます
あなたは女のうちで祝福され
ご胎内の御子イエスも祝福されています
神の母聖マリア
わたしたち罪人のために
今も 死を迎える時も お祈りください
アーメン
3学年生徒の皆様へ
3学年生徒の皆様へ(生徒対象奨学金説明会参加予定者へ)
臨時休校の延長に伴い、5月8日予定の生徒対象奨学金説明会を延期します。
日程については、登校日が決定しだい改めて連絡します。
藤の森5「シスターの話」
「藤の森」というシリーズであるにも関わらず、鳥のことが多く植物を紹介しておりませんでした。忘れていたわけではありません。つい先日まで冬だったので、樹木以外の植物がほとんど見当たらなかったのです。
そんな森の中に、シュッと立っている植物があります。
このシュッとなっている植物が「大姥百合(オオウバユリ)」です。このオオウバユリは昔アイヌの人たちが保存食として食していたそうです。
藤高校の森のあちらこちらにこのシュッとしたオオウバユリを見ることができます。
昔、この森の管理のため下草を刈ることがありました。するとその当時藤高校にいたシスターたちはこのオオウバユリだけは刈らないようにお願いしたそうです。聞くと、シスターたちは戦時中で食料が足りなかった際に、このオオウバユリを調理して空腹をしのいだということでした。
現在の藤高校がこうして存在しているのも、当時のシスターたちがこのオオウバユリで飢えをしのぎ学校を守ってくれたおかげなのです。
今は写真のように枯れていますが、これから暖かくなっていくに従って新しい芽がだんだんと成長し、大きな花を咲かせます。学校を守ってくださったシスターに思いを馳せながら見てみてくださいね。
藤の森4「ワイルドだろー」
昨日のマヒワ発見を機により一層鳥の観察に熱が入り、好天にも背中を押されて勢いよく森へ入りました。が、そう簡単に物事は進まないもので、鳴き声はすれど姿は見えず、鳥を撮影することができませんでした。
その代わり久しぶりにエゾリスちゃんが元気に森の中を飛んだり跳ねたり駆けたりしているのを見つけました。
フワフワのしっぽに真っ白なお腹!!やっぱりリスはかわいいなーと思っていたところ、すぐ近くをカサカサという音が聞こえたので目をやると、
「ヒゲだ!!」何てワイルドなエゾリスだろうと思ったら、
いっぱいのご飯を食べる食いしん坊リスちゃんでした。
ありがとうございます
愛媛県在住の卒業生の方から、晩柑が届きました。さっぱりとした甘さでみずみずしく、とても美味しかったです!いまだ寒い日の続く中で、瀬戸内の暖かい太陽のお裾分けをいただいたような気分になりました。
藤の森3「寒いっすね」
もう4月なのになのか、まだ4月だからなのか寒い日が続きますね。今度ここで紹介しようと思っているチューリップも、3月末に芽を出したのに先週雪が降ったせいもあってかまだ花を咲かせずにくすぶっている様です。花弁も外出自粛と言ったところでしょうか。
寒いのは嫌だなぁと思いながらやはり今日も森に入りました。耳を澄ますと「ピチピチ」「ジジジジジ」という鳥の鳴き声が聞こえました。普段聴き慣れない、か弱い鳴き声だったので鳴き声の方を注意して見てみると、トドマツの木に小さな黄緑色の鳥が止まっていました。私は「アオジだ!」と思いシャッターを切りました。「アオジ」というのは、私が先週森に入ったときに見つけた綺麗な緑色の鳥なのですが、その日は天候が悪く、綺麗な緑色を写真に収めることができなかったのです。
私は学校に戻り、鳥に詳しい先生にこの写真を見せました。するとそれはどうも「アオジ」ではなく「マヒワ」という別の種類の鳥でした。このマヒワは寒い時期の鳥で、この時期にみるのは珍しいということでした。
私はさっきまでは「アオジ、アオジ」と喜んでいましたが、「珍しい」と言われて急にマヒワという鳥をありがたがっているかの様に「マヒワ、マヒワ」と自分の撮ったこの時期には珍しいマヒワの写真を眺めました。
「寒いのは嫌だなぁ」と思っていましたが、「寒いからいいこともある!」ということを教えてくれた「今日の森」なのでした。
アオジ
マヒワ
日本赤十字社の動画
【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」の動画をご紹介します。もう見られた方も多いかもしれませんが、リンクを貼っておきますので、まだの方はよかったらぜひご覧ください。時間は3分17秒です。