2020年10月の記事一覧
清掃遠足
昨日、よく晴れた秋空の下で清掃遠足を行いました。今年度はコロナの影響で学園祭バザーや体育祭など、多くの行事が中止となりましたが、その中でも何か少しでもできることはないかと、奉仕体験とレクリエーションを目的にして新たに企画したものです。1、2年生は香りゃんせ公園、3年生は常磐公園まで皆でごみ拾いをしながら歩きました。
集合は体育館前のグラウンド。注意事項を聞き、清掃用のごみ袋や手袋が手渡されます。先日行われた体育のタイムトライアル(長距離走)の表彰も、出発前に行われました。
市内を各コースに分かれてごみ拾いをしながら移動しました。行く道すがら、熱心にごみを拾ったクラスのごみ袋は最後に満杯になりました。
3年生も目的地に到着。よい気分転換になったでしょうか?
ごみ拾いのあとは、楽しいランチタイム!
生徒会長挨拶。この後、生徒会が企画・準備してくれた楽しいレクリエーションが行われました。
白熱した屋外ドッジボール! 優勝は1年2組。
歩きながら元気いっぱいの笑顔があふれています。楽しそうで何よりでした。
お仕事まるわかり体験2020
サントライ北見で行われた「お仕事まるわかり体験2020」に1年生が参加しました。2クラスずつに分かれてバスで移動し、コロナ対策の施された広い会場で、各々興味のある仕事を体験することができました。保育士や美容師、パティシエ、プログラマ、自動車整備士等、約30種の体験ブースがあり、みんな熱心に話を聞いて手を動かしたり質問したりしていました。終わってから楽しかったと言って、笑顔で帰る人が多かったのが印象的でした。今回の体験が、今後の進路選択の参考になればと思います。
新・藤波会
本校では生徒会のことを「藤波会」と呼んでおり、校名が変わったので昨年から第1期となりましたが、北見藤女子高校から通算62期目になります。
先日、第2期藤波会役員20名が選出され、顧問の髙橋先生と、前田爽那会長を始めとした20名の執行部役員が校長室へ挨拶に来てくれたので、任命証を渡して記念撮影。
皆さん、コロナ禍での1年間の任期中、大変なことも多いと思うけど頑張ってください。
北見地区選手権大会(女子バスケ)
先月、北見地区選手権大会で優勝した女子バスケットボール部についての記事が、伝書鳩に掲載されましたので、よろしければご覧ください。
ロザリオの月
カトリック教会では10月をロザリオの月としています。ロザリオはカトリック教会で使用される、祈りのための道具です。ロザリオとは「バラの冠」という意味があります。私たちがロザリオのお祈りをすることによって、お祈りのバラの花束が出来上がります。
ロザリオは1日3回祈ると良いと言われています。そうすることで、1日に150回アヴェ・マリアの祈りを唱えることができます。この「150」という回数が大切なのです。古くから教会では、旧約聖書にある「詩編」を唱えるというお祈りがありました。しかしそれは、聖書を読むことができる、つまり文字を読むことができる修道者に限られたもので、一般の人々にはできないお祈りでした。そこで詩編の代わりに、ロザリオの祈りをするようになったのです。詩編を全て読む必要がなく、数種類のお祈りを覚えるだけで良いロザリオのお祈りは、そのような由来もあって、広まっていきました。
今年度は授業でも制作しました。在校生の皆さんも、普段は気に留めていなくても今月は意識して過ごしてみてください。
1年生車イス体験
先日、1年生を対象に、社会福祉協議会から講師の方をお招きして「車イス体験」を行いました。
生徒たちは、体育館に障害物となる段差やマットを用意して、慣れない車イスを必死に操作しようとしていました。
この体験を通して、車椅子を使って生活する方々のご苦労を感じ取り、自分にできるサポートは何かを考えることができました。また、丁寧なご指導のもと実際に車椅子を押したり乗車したりして、今まで気付かなかったことについて知ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
社会福祉協議会の皆さま、ありがとうございました。
高体連表彰(水泳・女子バスケット・男女ソフトテニス・陸上)
高体連の地区大会、全道大会で表彰を受けた生徒が報告に来てくれました。
水泳競技大会北海道大会のリレーで第2位の伊藤 美雪、田邊 優来、岡村 柚奈、工藤 詩織さん
北見地区選手権大会で優勝の女子バスケットボール部キャプテン井上 美彩さん、最優秀選手の工藤 彩唯さん、優秀選手の前田 実優さん
高体連北見支部新人大会でアベック入賞を果たした男子ソフトテニス部、女子ソフトテニス部の皆さん、
第36回北海道高等学校新人陸上競技大会、男子棒高跳び第6位の渡辺 颯くん
皆さんおめでとうございます。
環境学習(フロンティアコース)
本校の中庭にある小さな畑では、毎年、様々なオホーツク農作物を生徒と育てています。今年度は、2年4組の生徒39人とジャガイモを育てましたので、その様子をご紹介させていただきます。
【 5月下旬】
分散登校のさなか、最初の農業体験授業が始まりました。ほとんどの生徒が、初めて持つ鍬に苦戦しながらも、楽しそうに耕していました。土の中から顔を出す虫たちに、悲鳴をあげながらも、軍手をはめた掌の上にのせ、クラスメイトと観察し合っている姿に、少しほっこりしました。
【6月中旬】
JA青年部の方たちと、種イモの植え付けを行いました。今年は、オホーツク農業が誇るジャガイモを7品種、7班に分かれて育てました。品種は、きたあかり、インカのめざめ、北旺、コナユタカ、コナフブキ、サッシー、シャドウクイーン。スーパーでよく目にする品種もあれば、初めて聞く馴染みのない品種もありました。「種イモと種イモの間はコブシふたつ分」という言葉を聞き、生徒もそれに倣って植えました。さらに、ジャガイモを育てるうえで大切なのが「培土」という、土を少し盛る作業です。培土し終えた畑を見て、「農家っぽくなった」「見たことある」と急に実感が湧いたようでした。
この日は、新型コロナウイルスの影響で給食がなくなり、余ってしまっている牛乳を地元で消費しようということで、JA青年部の方たちと「牛乳チャレンジ」にも挑戦させていただきました。「みんなの様子がCMになるかもしれないよ」との言葉に気合が入ったのか、かわいらしい写真を撮ることができました。実際、CMには起用されませんでしたが、その日の夕方のニュースで少し、取り上げてもらえました。牛乳チャレンジを通して、オホーツクで生活している自分たちにもできることがある、と実感したのではないでしょうか。
【7月下旬】
班に分かれた生徒は、自分たちで選んだ品種のジャガイモの種イモを植え、周辺の雑草を取り、観察記録をつけながらその品種について調べ学習を行いました。毎週、コツコツと畑に出ては、世話をしてきた様子を発表する機会があり、生徒が授業時間だけではなく放課後の時間も使いながらパワーポイントにまとめたものを発表しました。JA青年部の方たちも視聴しに来てくださり、マイクを持って伝えるという経験に、少し緊張しているようでした。天気に恵まれることの多い今年度の農業体験授業は、この日もとても暑く、クーラーのない視聴覚室での発表は本当にお疲れさまでした。
【9月中旬】
収穫の日がやってきました。ジャガイモの品種によって、葉っぱのサイズや成長速度が違い、どの班もドキドキしていたと思いますが、結果は豊作でした。合計、推定140kgのジャガイモが収穫できました。この日は少し曇っていたのですが、「今から晴れるよ」との女子生徒の言葉通り、日差しが少しずつ暖かくなったように思います。生徒たちは友達の班をウロチョロしながらも、「うちの子がいちばん太っている」と嬉しそうにジャガイモを掘っていました。どの班も負けず劣らず、もうすでに美味しそうなジャガイモを収穫することができ、来週に行う予定の調理実習も今から楽しみです。
体験的、探究的に学習することで、農業学習に対する興味や関心が芽生えた半年になったように思います。まだまだ学校生活にも制限がありながらの毎日ではありますが、10月下旬には総まとめの発表会もありますので、乞うご期待です!
おわり
理科研究発表大会で総合賞受賞・科学部
2020年9月30日(水)、北見市民会館で北海道高文連オホーツク支部理科研究発表大会が行われ、わが校の科学部が参加しました。
口頭発表部門での「ジャガイモ栽培土壌中のリン成分の変化」、ポスター発表部門で「塩素濃度測定法(モール法)の滴定における終点の検討」、「アルギン酸ナトリウムを使った水膜の作成の検討ー第3報ー」が最優秀の総合賞を獲得しました。生徒達の検討を讃えてやってください。