卒業生インタビュー 青木 忍さん 

青木 忍さん

 北見市生まれ。北見藤女子高校卒業後、北海道立北見高等技術専門学院 電子機械科に入学。札幌の機械製作所に勤務後、北海道立札幌高等技術専門学院 精密機械科で職業訓練指導員としての勤務開始。その後北見、砂川にある国立障害者職業能力開発校、そして再び北見に戻り、機械加工の職業訓練指導員として勤務。 

 

 

現在はどんなことに取り組んでいますか


 現在は高校を卒業した方をメインに工作機械と呼ばれる機械を使って金属を削ることやそれらに必要な学科を伝えています。それ以外にも社会人として必要な言葉遣いや立ち居振る舞い、「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」の大切さや、仲間と協力することの必要性なども指導しています。
 また、学院を修了した教え子たちに対して就職先の企業さまへ直接訪問させていただき声をかけたり、定期的に連絡をしたりと、働く社会人の先輩として修了後もサポートをしています。


 

北見藤高校時代の思い出は?


 母が藤女子高校の卒業生であったことから入学したのですが、当時は母が教わった先生も残っていたりして親子共々お世話になりました(笑)
中学校では全く勉強が出来なかったのですが色々な先生方に放課後も教えてもらうなどして学び方やわかる楽しさを教えてもらいました!
 また1年生から生徒会に携わり最終的には生徒会長もやらせてもらえたことで、まとめていくことの難しさや行事を成功させたときの感動、人前で話をすることに慣れたので今の仕事である指導員として必要な大切なことを学ばせてもらえたことが一番の思い出です。
 あとは学校祭で初の試み?の校内宝探しゲームを実施したことや、当時なかった飲み物の自動販売機の導入に向け全校生徒にアンケートを実施、先生方に交渉して許可をいただき飲み物が購入できるようになったことはとても記憶に残っています。
 学生時代を思い返すと藤高校にいた時が一番楽しかったです!

 

 

 

在校生や今後の入学生へのメッセージ

 
 迷うことや悩むこともたくさんあると思いますが、まずは「1人じゃない」ことを忘れないでほしいです。家族、友達、そして先生…必ず助けてくれる人がいます!だから頼っていいんです(笑)
 藤高校はとにかく先生が親身になって考えてくれる学校で、進路で迷っていた時に私の特性を見極めてくれたことがきっかけで今の自分がいます。それぐらい人生の分岐点にいる先生たちのサポートやアドバイスは絶対的信頼感があります!卒業後もいつでも笑顔で迎え入れてくれる学校なので、本当に藤高校の卒業生でよかったと今でも素直に思っています。そして逆に困っている人がいれば助ける。当たり前だけれど、持ちつ持たれつの精神を忘れずに。


 あともう一つ。「自分は将来どうなりたいか」考えてください。
そのために必要なことは何か、そしてその「なりたい自分」になるための小さな目標を決めてひとつひとつの目標をクリアする。大きな目標すぎるとなかなか達成できないので小さい目標っていうのが大切です(笑)その小さな目標の積み重ねが「なりたい自分」に近づくはずです!40歳を超えた私でさえまだまだ目標があります!藤高校の後輩たちを今の職場である北見高等技術専門学院で教え、その教え子が指導員になり一緒に働きたい…そんな目標です。なのでぜひ北見高等技術専門学院 機械技術科に来てくださいね!待ってます(笑)